気後れしつつ書く

瞼を開ければ

OpenCVではじめよう ディープラーニングによる画像認識 第4章を読んだ

を引き続き読んでいる。1-3章とは執筆者が変わるので少し身構えたが安心して読めた。載ってるサンプルコードは抜粋のものが増えるのでコードから理解したい人は clone したほうが良い。

github.com

4.4はあまり理解が進んでないが、画像処理の分野を進めていったらそのうちでてきそうな話題なのでより難しい説明が出てきたときに戻るくらいで良さそう。

以下は書籍中に言及はないが調べた点のメモ。

4.2.3 HSV色空間の活用

丸いチョコレートが複数ある画像から青色のものを抽出する話である。

元の画像
結果

元の画像から「Hが一定の範囲に収まり、かつSが一定の値以上」の部分を切り抜くためにマスク画像を生成するのだがサンプルコード中にも述べられているように*1愚直にやると穴が開く。

この部分はなんだろうと5分くらい考えていた。サンプルコードを実行すると丁寧に「HSVそれぞれのチャンネルを可視化」してくれていたので、見比べていたらSaturationでも同様に穴が空いていたのでテカっている部分だと仮定した。それっぽいところの1ピクセルHSVを調べてみたが、仮定は当たっていたようだ。

*1:こういう本質じゃないことが増えてくると抜粋もありだなぁと思うし、コメントで補間があるのはとてもありがたい。